
ニキビや毛穴のケアに「ピーリング」を試してみたいけど、「肌が荒れたりしないかな…」と、デメリットやリスクが気になっていませんか?
ピーリングは、正しく使えば肌をなめらかにしてくれる心強い味方。 でも、その一方で、使い方を間違えると乾燥や肌荒れといったトラブルを招くことも。
今回は、そんなピーリングの具体的なデメリットとメリット、そしてピーリングで失敗しないための注意点について紹介していきます。
ピーリングのリスクをきちんと知って、肌に合った安全な角質ケアを見つけましょう。
ピーリングとは?
肌のくすみやざらつき、毛穴のつまり…。そんなときに頼りになるのが「ピーリング」です。
ピーリングとは、AHA(グリコール酸・乳酸など)やBHA(サリチル酸)といった“酸”の力で、肌表面にたまった古い角質をやさしくゆるめて取り除く角質ケアのこと。
一見「落とすケア」のように思えますが、実は本質は“整えるケア”。
余分な角質をオフして肌のターンオーバー(生まれ変わり)のリズムを整え、本来のなめらかさや透明感を引き出してくれます。
ピーリングには、クリニックやエステ、自宅で行うセルフケアなどいくつかの方法がありますが、 まずは自分の肌に合わせて無理なく続けられる方法から始めるのがおすすめです。
ピーリングで期待できる効果・メリット
ピーリングの魅力は、肌の生まれ変わるリズム(ターンオーバー)を整え、なめらかで明るい肌へ導くこと。古い角質をやさしくオフすることで、肌が本来持っている“すこやかに生まれ変わる力”を引き出してくれる効果が期待できるんですよ。
ピーリングによって期待できる主なメリットは、次のとおりです。
- 毛穴の詰まりやニキビを防ぎ、肌をすこやかに保つ
- 乾燥による小ジワやくすみを目立ちにくくする
- 肌トーンが明るく見え、透明感がアップする
- 化粧水や美容液の「浸透感」を高める
- ファンデーションのノリが良くなり、メイクが崩れにくくなる
使い続けるうちに、肌全体がつるんとした明るい印象に近づいていくのを感じる方も多いでしょう。ただし、市販のピーリングはあくまで「肌の表面を整えるケア」です。
深いシワやニキビ跡の凹凸を劇的に変えるものではありません。過度な期待から使いすぎてしまうと、かえって肌を傷めてしまうこともあるため、まずは“スキンケアを底上げするサポートケア”として、無理のないペースで取り入れてみてください。
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どんなに肌に良いケアでも、使い方を誤るとトラブルの原因になることがあります。
ピーリングもそのひとつ。
使用頻度や濃度、肌への触れ方を間違えると、バリア機能が乱れ、かえって肌トラブルを招くことも。
だからこそ、メリットだけでなくデメリットも理解し、自分の肌と相談しながら取り入れていくことが大切です。
デメリット①:バリア機能の低下(赤み・乾燥・ヒリつき)
ピーリング直後の肌は角質が一時的に薄くなり、水分が蒸発しやすくとてもデリケート。
その結果、肌がつっぱる「乾燥」や「赤み」、化粧水がしみる「ヒリつき」が起きやすくなります。
これは、肌が「いつもよりしっかり保湿してね」と送っているサインでもあります。
デメリット②:紫外線の影響を受けやすくなり、シミの原因に
角質が薄くなった肌は紫外線からの防御力が低下。
そのまま外出すると、紫外線ダメージが肌の奥まで届き、炎症後色素沈着(PIH)など治りにくいシミの原因になることも。
ピーリングのあとは、いつも以上に紫外線対策を徹底しましょう。
デメリット③:やりすぎの逆効果(炎症・皮むけ・慢性乾燥)
セルフケアで最も多い失敗が「やりすぎ」。
「早くキレイになりたい」と焦って毎日使ったり、放置時間を延ばしたりすると、肌が回復する前に刺激を重ねてしまいます。
結果としてバリア機能が壊れ、炎症や皮むけ、「ビニール肌」と呼ばれる過敏な状態になることも。
使用頻度と時間は、製品の指示を必ず守りましょう。
デメリット④:肌質や症状に合わないと悪化するケースも
ピーリングはすべての肌に万能ではありません。
たとえば「肝斑(かんぱん)」は刺激で悪化することがあり、化学的刺激がリスクに。
また、炎症性の「赤ニキビ」や「黄ニキビ」への使用も避けましょう。
さらに、BHA(サリチル酸)配合製品は、アスピリン喘息の方には禁忌。発作を誘発する危険があるため絶対に使用できません。
デメリット⑤:医療・エステではダウンタイムがある
クリニックやエステでは高濃度の薬剤を使うため、赤みや皮むけ、ヒリつきが数日〜1週間ほど続くこともあります。
予定の直前は避けるなど、スケジュール管理が必要です。
「効果が高い分、回復にも時間がかかる」点は覚えておきましょう。
デメリット⑥:効果は一時的で、継続的なケアが必要
ピーリングの効果は永続的ではありません。
肌は常に生まれ変わっているため、ケアをやめれば再び古い角質がたまります。
とくにクリニックやエステの場合は定期的な通院が前提となり、費用もかさみます。
自分に合った方法を選ぶためには、高リスク・高コストなショック療法”ではなく、“低リスク・低コストな角質マネジメント”という考え方を持つことが大切です。
ピーリングをしない方がいい人・避けるべき肌の状態
ピーリングは、肌をなめらかに整えてくれる魅力的なケアのひとつ。
ですが、肌の状態や体質によっては、メリットよりもデメリットのほうが大きくなることもあります。
大切な肌を守るために、まずは「今はお休みした方がいいケース」を一緒にチェックしてみましょう。
控えるべき人
まずは、体質やお体の状態から確認してみましょう。
もし以下に当てはまる場合は、ピーリングの刺激が肌トラブルにつながるおそれがあるため、使用を控えるか、事前に医師へ相談するのが安心です。
- アレルギー体質、アトピー性皮膚炎、ケロイド体質(傷跡が盛り上がりやすい)
- 妊娠中・授乳中(ホルモン変化で肌が敏感になりやすい)
- アスピリン喘息 / サリチル酸アレルギーがある(BHA配合製品は禁忌)
- ヘルペスやとびひなど、感染症が出ている部位
【特に注意】皮膚科の治療薬を使っている方
レチノイド(ディフェリンゲル、エピデュオゲルなど)や過酸化ベンゾイル(ベピオゲルなど)を併用すると、刺激が重なり過剰反応を起こすことがあります。
また、経口イソトレチノイン(アキュテインなど)服用中もピーリングは避けましょう。
使用中の方は、必ず主治医に確認してください。
避けるべき肌状態
「控えるべき人」に当てはまらなくても、日によって肌のコンディションは変わるもの。
「今日は肌の調子が悪いかも…」と感じたときは、無理せずお休みしましょう。
- 赤ニキビや黄ニキビなど、炎症が広がっているとき
- ひどい乾燥、赤み、かゆみ、皮むけがあるとき
- 日焼け直後(最低でも2週間は空ける)
- 傷や湿疹など、炎症を起こしている部位があるとき
- 寝不足、生理前後、発熱など体調が不安定なとき
肌が不安定な時期に無理をすると、かえって回復が遅れることも。
まずは肌を健やかな状態に戻すことを最優先にしましょう。
調子が整ってから再開すれば、ピーリングの効果をより安全に実感できます。
ピーリングで失敗しないための注意点と対策
デメリットを知ると、少し不安に感じてしまうかもしれませんね。
でも、ピーリングを上手に取り入れるコツは「正しいタイミング」と「アフターケア」。
せっかく肌を整えるケアも、準備や使い方を誤るとトラブルの原因になることがあります。
大切なのは、「どう使うか」よりも「いつ・どんな肌状態で行うか」。
ここでは、ピーリングで失敗しないために押さえておきたい大切なポイントを見ていきましょう。
事前にリスクとダウンタイム(クリニック・エステ)の把握
クリニックやエステなどでピーリングを受けるときは、施術後の肌の変化を事前に確認しておきましょう。
- 赤みや皮むけがどの程度出るのか
- メイクはいつからできるのか
- 入浴・運動・日焼けはいつ再開できるのか
こうした点を、医師やスタッフにしっかり聞いておくと安心です。
とくに、結婚式や旅行、写真撮影などの予定がある場合は、1〜2週間前の施術は避けるのがベター。
「予定に合わせて施術のタイミングを整える」ことも、スキンケア上手の秘訣なんですよ。
セルフ(市販)での「濃度・使用頻度・摩擦」
市販のピーリングを取り入れるときに大切なのは、“やりすぎないこと”。
週1〜2回を目安に、敏感肌の方は隔週1回からゆっくり始めてみましょう。
使うときは夜、洗顔後の乾いた肌にやさしく広げるだけでOK。
ピーリングは「こするケア」ではなく、「成分にまかせるケア」です。
放置時間は、製品に記載された下限の時間からスタートし、肌の様子を見ながら少しずつ調整を。
以下の併用は刺激が強くなるので注意してくださいね。
- 同日にスクラブ・酵素洗顔を使う
- 他の酸(AHA/BHA)や高濃度ビタミンC、レチノール製品を併用する
もしピリつきや乾燥が強く出た場合は、無理せずお休みを。
肌を休ませる時間も、立派な“ケア”のひとつなんです。
肌荒れや炎症ニキビがある時は避ける
肌に炎症や赤みがあるときは、「やらない勇気」も大切です。
このタイミングでピーリングをすると、刺激によって炎症が悪化し、シミや色素沈着(PIH)の原因になることも。
肌が落ち着くまでは、保湿と鎮静ケアに専念しましょう。
再開は赤みやかゆみが完全になくなってから。
48〜72時間ほど空けてあげると安心ですよ。
使用前のパッチテスト
初めて使うピーリング製品は、必ずパッチテストを行いましょう。
腕の内側や耳の後ろに少量を塗り、24時間後と48時間後に赤み・かゆみ・腫れが出ないか確認を。
遅れて反応が出ることもあるため、2回チェックしておくと安心です。
もし異常が少しでも出た場合は、顔への使用はストップ。
「念のため」が、肌を守るいちばんの近道なんです。
ピーリング後は保湿&紫外線対策を徹底
ピーリングの仕上げは「アフターケア」がすべて。 角質が一時的に薄くなった肌はとてもデリケートな状態なので、まずは「鎮静」と「保湿」をしっかり意識しましょう。 いつもの化粧水やクリームで、肌がしっとりするまで、いつも以上にたっぷり保湿してあげてくださいね。
一方で、ピーリング直後は“お休みしたいケア”もあります。 レチノールや高濃度ビタミンC美容液といった、刺激の強い「攻め」のスキンケアは、最低でも2〜3日(48〜72時間)は避けるのが安心です。
そしてもうひとつ大切なのが、紫外線対策。 翌朝からはSPF30・PA++以上の日焼け止めを必ず使ってくださいね。 とくにピーリング直後は肌が敏感なので、ノンケミカル処方(紫外線散乱剤)の低刺激タイプがおすすめです。
丁寧なアフターケアで、ピーリングの効果をぐんと引き出し、 トラブル知らずの透明感ある肌を育てていきましょう。
市販品(セルフケア)・美容皮膚科・エステそれぞれの ピーリング の違い
「ピーリング」と一口にいっても、実は“どこで行うか”によって効果もリスクも大きく変わります。
美容皮膚科のように専門的な薬剤を使うものから、エステのマイルドなケア、そして自宅でできる市販アイテムまでさまざま。
それぞれにメリットと注意点があり、「どれが一番いい」というよりも、肌の状態や目的に合わせて選ぶことが大切です。
ここでは「効果」「リスク(ダウンタイム)」「費用感」の3つの視点から、それぞれの違いを分かりやすく解説します。
まずは、3つのタイプの特徴をひと目で比較してみましょう。
| 種類 | 特徴 | 効果 | 刺激・ダウンタイム |
|---|---|---|---|
| 美容皮膚科 (クリニック) |
医師によるケア | ◎ 即効性・持続力あり | × 強め(数日〜1週間) |
| エステサロン | 専門家によるケア | ◯透明感・つるつる感 | △ やや刺激あり/DTほぼなし |
| 市販品 (セルフケア) |
自宅でできるケア | △ 穏やかな効果 | ◎ 刺激少・ノーダウンタイム |
美容クリニック
美容クリニックで受けるピーリングは、医師の管理のもとで行われる「医療行為」にあたります。「サリチル酸マクロゴール」や「高濃度グリコール酸」など、医療機関でしか扱えない薬剤を使用するのが特徴です。
即効性と効果の高さが魅力で、セルフケアでは難しいニキビ跡の凹凸(クレーター)改善なども視野に入ります。
その一方で、「ダウンタイム(デメリット⑤)」や「高額な費用(デメリット⑥)」がネックに。専門的な治療として、医師のサポートのもとでしっかり肌を整えたい方に向いています。
エステサロン
エステサロンでのピーリングは、医療行為ではないため、低濃度のAHA(フルーツ酸)やハーブなど、比較的マイルドな薬剤を使うのが一般的です。
クリニックほど強い刺激やダウンタイムはなく、リラクゼーションも兼ねて「透明感」や「つるんとした手触り」を感じられるのが魅力。
ただし、効果は穏やかなので、理想の肌をキープするには定期的な通院が必要です。費用面も含めて、無理のないペースを考えながら取り入れましょう。
セルフケア(市販品)
自宅で手軽にできるのが「セルフケア(市販品)」タイプ。AHA・BHA・PHAなどが配合された拭き取り化粧水やジェルを使う方法です。
低コストでダウンタイムがほとんどなく、自分のペースで続けやすいのが魅力。忙しい人でも、無理なく続けられる角質ケアです。
ただし、効果はゆるやかで、即効性を求めるケアではありません。そして、つい“やりすぎ”てしまうと、肌が敏感になることも。
「週1〜2回」「こすらない」など、基本のルールを守りながら、長く続けていくのが美肌への近道です。
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クリニックやエステが不安な方は「自宅で本格ピーリング」から
「ピーリングには興味があるけれど、クリニックやエステは費用やダウンタイムが心配…」
そんな方には、まず自宅でできるセルフピーリングから始めるのがおすすめです。
セルフケアなら、肌の様子を見ながら自分のペースで続けられ、 “無理なく角質ケアを習慣にできる”のが魅力。
最近では、成分や処方が進化し、自宅でもサロン級のケアが叶う製品も登場しています。
自宅で「手軽に、本格的な」角質ケアを叶えたい方へ
その代表が、キャシーズチョイスの薬用アシィドローションEX。
「薬用アシィドローションEX」は、毛穴詰まりやザラつき、繰り返す大人ニキビに本気で悩む方のために開発された、薬用拭き取り化粧水✨。「毛穴ケアの最終兵器」とも呼ばれ、本格的な角質ケアを求める方に選ばれています。
最大の特徴は、角質ケア成分であるグリコール酸とサリチル酸を合計10%と高濃度で配合している点。この2つの酸が、古い角質によるゴワつき・ザラつきをケアし、毛穴に詰まった角栓や皮脂汚れにアプローチ。ニキビ⁵を防ぎ、なめらかでクリアな肌を目指します。
それでも毎日使える秘密は、有効成分グリチルリチン酸2Kによる抗炎症設計。
ピーリング特有のヒリつきや乾燥を抑えながら、 ニキビや毛穴詰まり、ざらつきにしっかりアプローチしてくれます。
「攻めたいけど、肌を傷めたくない」そんなわがままな願いに応える、“攻め×守り”のバランスケア。肌のコンディションを整えながら、透明感*³のあるつるん肌を目指せます。
キャシーズチョイスのこだわり
「キャシーズチョイス」は、エステサロンから生まれた化粧品ブランドです。約10年もの歳月を費やし、皮膚が薄くデリケートな傾向にある日本人の肌にも適した化粧品の開発を追求してきました。
特に大切にしているのは、肌への「安全性」と、肌悩みを根本から見据えた「効果」の両立です。日々研究を重ね、肌に本当に必要なものを見極めて作られたアイテムの一つが、この「薬用アシィドローションEX」です。
| 主成分 | グリコール酸+サリチル酸(10%配合) アラントイン |
|---|---|
| その他成分 | アロエエキス、ローズマリーエキス |
| 備考 | 無香料、無着色、パラベンフリー |
| 容量 | 50mL |
| 価格 | 通常購入: 3,960円(税込) 定期購入: 2,970円(税込) |
▼ずっと2,970円(税込)で使えるお得な定期購入がおすすめ!
薬用アシィドローションEXをはじめて使用する人、使い続ける人なら、ずっと2,970円(税込)で試せる定期購入(定期回数に縛りなし)がおすすめ。通常価格の25%OFFで2回目以降もずっと購入でき、お財布にやさしい価格で肌の調子を整えることができます。
とくに、「これまでのケアでは物足りない」「徹底的に年齢肌対策をしたい」という40代以上の方にはおすすめです。
■公式ショップ:
薬用アシィドローションEXについてのさらに詳しい情報や、レビューや口コミは下の各ページでご確認いただけます。ぜひ参考になさってみてください。
■参考ページ:
・薬用アシィドローションEXのポイントがわかりやすくまとめられている紹介ページ
・薬用アシィドローションEXのレビュー(公式 / アットコスメ)
まとめ
ピーリングは、正しく使えば肌の生まれ変わりをサポートしてくれる頼もしいケア。 でも一方で、頻度や濃度を誤ると、赤み・乾燥・刺激といったトラブルを招くリスクもあります。
大切なのは、「やりすぎない」ことと「守りのケアをセットにする」こと。 肌が敏感なときは思いきってお休みし、使う日は保湿とUVケアを丁寧に行う。 この“攻めと守りのバランス”が、ピーリングを長く続けるためのいちばんのコツです。
そして、 「クリニックはハードルが高いけど、きちんと角質ケアしたい」 そんな方には、薬用アシィドローションEXのような “高濃度でもやさしい設計”の拭き取り化粧水から始めてみるのがおすすめ。
無理をせず、肌の声を聞きながら続けることが、 透明感*³とツヤのある素肌へ近づくいちばんの近道です。
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